いぶめく

動詞 ★造語 いぶめ-く

いぶめ-く 動詞〔自五〕

生きものや植物の気配によって、空気や場にやわらかな生命感が立ちあらわれる。理由や論理を超えて、その場に「生きた心地よさ」が満ち、心が静かに息づくようにやわらぐ。無機質な空間や静止した状態が、有機的な温度や動的な律動を帯び始める。

用例

  • 森に入ったとたん、空気が静かにいぶめいた。
  • 植物を置いたら、無機質だった部屋が急にいぶめいた。
  • あの花屋は、入った瞬間から場全体がいぶめいている。
  • 部屋にある植物の葉を見ていたら、心まで少しいぶめいた。
  • 窓辺の緑があるだけで、この部屋はいつもどこかいぶめいている。

ニュアンス

「息吹」の“いぶ”と、「〜めく」の それらしい気配を帯びる・立ちあらわれる感じを合わせた語。目に見える変化というより、空気や心のうちに生命感がほのかに立つことをいう。 量子な自然人(しぜんちゅ)・みなとぅ氏による造語。