微界

名詞 ★造語 びかい

微界(びかい)とは、極小ミクロの世界(微視的世界)の別称。 量子力学の世界観を専門用語を用いずに表現する際に使用される。

日本語のみで表現する量子の性質

原文

微界は波粒一体なり。 零に非ず一に非ず。 測れば即ち一に定まる。 千里を隔てども、なお同じく応ず。 波を合わせれば峰立つ。 ここに量子の算理あり。

解説・四字熟語化

『波粒一体』(はりゅういったい) 極小の世界では、物質は粒子であると同時に波としても振る舞う。 → 「粒子と波動の二重性」

『非零非一』(ひれいひいち) 0でも1でもない(0でも1でもある)という、複数の可能性を同時に持つ状態を表す。 →「量子重ね合わせ」

『測而定一』(そくじていいち) 観測が行われた瞬間、重ね合わせだった状態は一つの結果に確定する。 →「波動関数の収縮」

『千里同応』(せんりどうおう) 遠く離れた量子同士であっても、一方を観測した瞬間に他方の状態が決まる現象。 →「量子もつれ」

『合波立峰』(ごうはりっぽう) 波同士が干渉することにより、ある結果が強められる現象。 →「量子干渉」

"ここに量子の算理あり" これら量子の原理が、量子コンピュータの計算基盤である。